オニーソン罰ゲーム 後編
前回、『オニーソン罰ゲーム 前編』にて社員一同の意見により、
全世界の人々にへちま社を知ってもらうという罰ゲームに行く事になったオニーソン。
皆から手渡された袋の中にはとんでもないものが入っていた……
オニーソン 「あぁ…どうして社員でもない僕がこんな格好を……」
オニーソン 「いやいや、全世界のみんなが僕を待ってるんだ、がんばるぞ!!」
オニーソン 「いけいけオニーソン! ファイトだファイトだ、オニーソン!!」
〜 にこにこ小学校・廊下 (日本) 〜
あいり 「先生聞いて下さい、今度私かまきり拳法の師範として教室を開く事になったんです!」
先生 「あら〜あいりちゃん、それはすごいわね」
あいり 「先生なら授業料まけますよ、よかったらどうです?」
先生 「そうね、ぜひ教えて頂こうかしら」
やばい…前方にあいりちゃんと先生が…どうする、オニーソン!?
先生 「きゃああぁ!」
あいり 「何、この変態!?」
オニーソン 「GYAAAAAAAA!!!!!!!!」
オニーソン 「ぼっ僕の事はどうか忘れて下さい〜!!」
とにかく逃げよう、どこか知ってる人がいない所へ!
僕はこの場にはいたくないという気持ちで全力で走った…
看板を落としてこなかったのは運がよかった…すごいぞ、僕!
〜 秋葉原駅・周辺 (日本) 〜
オニーソン 「ぜぇ…ぜぇ…はぁ…はぁ…」
オニーソン 「ここは一体どこですか…?」
落ち着け僕! 今はとにかく皆さんにへちま社の宣伝をするんだ!
オニーソン 「僕はただの変態ではありません!」
オニーソン 「これはへちま社特製・へちまバニーコスチュームです!」
オニーソン 「へちま社が気になった方はどうぞこちらまで」
女の子 「何その格好、アキバなめてんの?」
オニーソン 「なめてないですよ! ちっちみこそ、そのデカイ顔は何なんですか?」
女の子 「許さない…これでもくらえ〜!!」
オニーソン 「GYAAAAAAAAA!!!!!」
〜 ラスベガス (アメリカ) 〜
顔の大きな女の子の頭突きで、とんでもなくふっとばされた僕…
異国の地で言葉もわからず、泣きそうになってた僕の前に現れた人は…
男の人 「やぁやぁ、可愛いバニーさんだね」
オニーソン 「あっ、日本語わかるんですね、嬉しいです!」
男の人 「前の恋人が日本人だったんだよ、面白い看板だね」
オニーソン 「ちまちまへちま社っていう会社があるんですけど…ぶつぶつ」
男の人 「それは今度チェックしてあげるよ…それより…」
オニーソン 「なんですか?」
男の人 「俺、小さい男の子大好きなんだ…よかったら…ね?」
オニーソン 「GYAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!」
海の上を走る勢いで逃げに逃げまくった僕…
走り疲れた僕の目の前には、そんな僕に応えるかのように可愛い天使が現れた…
〜 バルセロナ (スペイン) 〜
オニーソン 「ちみ、すっごく可愛いね…僕すごくすごくすごーく癒されたよ!」
幼い女の子 「……………」
オニーソン 「こんな看板なんか見てもわからないよね…」
幼い女の子 (じぃ……)
オニーソン 「お礼に一緒に遊んであげるよ、何して遊ぶ?」
幼い女の子 「……………ヘンタイ!!!」
その後も誰にも相手にされず悲しくなった僕は、
ふらふら〜っと…ずっとふらふら〜っと歩いていたら、
いつの間にか見た事もない島に来ていた……
〜 ヨースター島 (???) 〜
オニーソン 「暑いなぁ…こんなとこに人なんているわけないよ…」
吉田 「おっ! 君はオニーソンくんじゃないか!?」
オニーソン 「吉田さんっ!?」
吉田 「へちま社のパートでかなり稼がせてもらったから、帰郷してたんだ」
オニーソン 「なるほど…吉田さんは家族想いですもんね」
オニーソン 「僕そろそろ日本に帰りたいんですけど…ホームシックみたいで…」
吉田 「よしっ、それなら私がへちま社パートとして君を日本まで送り届けよう!」
運良く吉田さんに会えた僕は、そのまま吉田さんの背中に乗っけてもらい日本へ……
あれ、なんか雰囲気が違うような…???
〜 メカメカ小学校 (日本) 〜
のんのん 「うちの学校の校庭に変態が現れたと聞いたから退治しにきたにゃ!」
ひなちゃん 「うさちゃんのお耳、可愛いね〜」
オニーソン 「すごく小さい子達だな……あの、へちま社をよろしく!」
のんのん 「へちましゃってなんにゃ…そんなのどうでもいいから早く消えるにゃ!」
小さい女の子達の冷たい(?)視線に耐え切れなかった僕は、
もう限界だと走って一気ににこにこ小学校に向かった……
〜 にこにこ小学校・廊下 (日本) 〜
オニーソン 「僕の服は確か多目的ルームに……」
先生2 「ちょっと君、もう学校閉めちゃうから早くお家に帰って」
オニーソン 「」
着替える事すら出来なかった僕はそのまま帰宅する事に…
〜 自宅 (日本) 〜
ひかり&たー 「じゃんけん…ぽん!」
たー 「勝った、勝ったーーーー!」
ひかり 「お兄ちゃまひどいにゃ…僕がグーしか出せないの知ってるくせに…」
いちご 「じゃあ、じゃんけんしちゃ駄目だ…」
オニーソン 「あの…その…この格好はですね…へちま社で…その…」
三人 (じぃ……)
たー 「いつも通りだ」
いちご 「いつも通りだね」
ひかり 「いつも通りにゃ」
たー 「じゃあ次はwiiやる!!」
オニーソン 「あの…たーちゃん、今日はつまみ出してもらえないんですか…こんな変態なのに…」
たー 「甘えるな、いつもたーがつまみ出すなんて思うなよ」
オニーソン 「そうですか…じゃあ、自主的につまみ出される事にします……」
〜 夜の街へ (日本) 〜
自らつまみ出されてみた僕…もうヤケになって酒でも飲もうかと思ったけど僕は小学生…
ゴミ捨て場に投げ置かれていたギターを手に取ってみたら、なんかしっくりくる…
これはもしかして……!?
オニーソン 「みんな聞いて!」
観衆 「「「なーにー?」」」
オニーソン 「次はメインの曲、社員じゃないけどがんばる僕の歌だよ!」
観衆 「「「いえーい!!!!」」」
オニーソン 「僕はしゃいんじゃ〜ないけどぉ〜がんばってぇ〜る〜る〜♪」
観衆 「「「る〜る〜♪」」」
いつしか僕はこの街で有名なストリートミュージシャンさ。
世界を旅しなくても、歌で宣伝できるって事だよ。
僕は目指す、次は歌で世界一になってやる…!!
〜完?〜
全世界の人々にへちま社を知ってもらうという罰ゲームに行く事になったオニーソン。
皆から手渡された袋の中にはとんでもないものが入っていた……
オニーソン 「あぁ…どうして社員でもない僕がこんな格好を……」
オニーソン 「いやいや、全世界のみんなが僕を待ってるんだ、がんばるぞ!!」
オニーソン 「いけいけオニーソン! ファイトだファイトだ、オニーソン!!」
〜 にこにこ小学校・廊下 (日本) 〜
あいり 「先生聞いて下さい、今度私かまきり拳法の師範として教室を開く事になったんです!」
先生 「あら〜あいりちゃん、それはすごいわね」
あいり 「先生なら授業料まけますよ、よかったらどうです?」
先生 「そうね、ぜひ教えて頂こうかしら」
やばい…前方にあいりちゃんと先生が…どうする、オニーソン!?
先生 「きゃああぁ!」
あいり 「何、この変態!?」
オニーソン 「GYAAAAAAAA!!!!!!!!」
オニーソン 「ぼっ僕の事はどうか忘れて下さい〜!!」
とにかく逃げよう、どこか知ってる人がいない所へ!
僕はこの場にはいたくないという気持ちで全力で走った…
看板を落としてこなかったのは運がよかった…すごいぞ、僕!
〜 秋葉原駅・周辺 (日本) 〜
オニーソン 「ぜぇ…ぜぇ…はぁ…はぁ…」
オニーソン 「ここは一体どこですか…?」
落ち着け僕! 今はとにかく皆さんにへちま社の宣伝をするんだ!
オニーソン 「僕はただの変態ではありません!」
オニーソン 「これはへちま社特製・へちまバニーコスチュームです!」
オニーソン 「へちま社が気になった方はどうぞこちらまで」
女の子 「何その格好、アキバなめてんの?」
オニーソン 「なめてないですよ! ちっちみこそ、そのデカイ顔は何なんですか?」
女の子 「許さない…これでもくらえ〜!!」
オニーソン 「GYAAAAAAAAA!!!!!」
〜 ラスベガス (アメリカ) 〜
顔の大きな女の子の頭突きで、とんでもなくふっとばされた僕…
異国の地で言葉もわからず、泣きそうになってた僕の前に現れた人は…
男の人 「やぁやぁ、可愛いバニーさんだね」
オニーソン 「あっ、日本語わかるんですね、嬉しいです!」
男の人 「前の恋人が日本人だったんだよ、面白い看板だね」
オニーソン 「ちまちまへちま社っていう会社があるんですけど…ぶつぶつ」
男の人 「それは今度チェックしてあげるよ…それより…」
オニーソン 「なんですか?」
男の人 「俺、小さい男の子大好きなんだ…よかったら…ね?」
オニーソン 「GYAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!」
海の上を走る勢いで逃げに逃げまくった僕…
走り疲れた僕の目の前には、そんな僕に応えるかのように可愛い天使が現れた…
〜 バルセロナ (スペイン) 〜
オニーソン 「ちみ、すっごく可愛いね…僕すごくすごくすごーく癒されたよ!」
幼い女の子 「……………」
オニーソン 「こんな看板なんか見てもわからないよね…」
幼い女の子 (じぃ……)
オニーソン 「お礼に一緒に遊んであげるよ、何して遊ぶ?」
幼い女の子 「……………ヘンタイ!!!」
その後も誰にも相手にされず悲しくなった僕は、
ふらふら〜っと…ずっとふらふら〜っと歩いていたら、
いつの間にか見た事もない島に来ていた……
〜 ヨースター島 (???) 〜
オニーソン 「暑いなぁ…こんなとこに人なんているわけないよ…」
吉田 「おっ! 君はオニーソンくんじゃないか!?」
オニーソン 「吉田さんっ!?」
吉田 「へちま社のパートでかなり稼がせてもらったから、帰郷してたんだ」
オニーソン 「なるほど…吉田さんは家族想いですもんね」
オニーソン 「僕そろそろ日本に帰りたいんですけど…ホームシックみたいで…」
吉田 「よしっ、それなら私がへちま社パートとして君を日本まで送り届けよう!」
運良く吉田さんに会えた僕は、そのまま吉田さんの背中に乗っけてもらい日本へ……
あれ、なんか雰囲気が違うような…???
〜 メカメカ小学校 (日本) 〜
のんのん 「うちの学校の校庭に変態が現れたと聞いたから退治しにきたにゃ!」
ひなちゃん 「うさちゃんのお耳、可愛いね〜」
オニーソン 「すごく小さい子達だな……あの、へちま社をよろしく!」
のんのん 「へちましゃってなんにゃ…そんなのどうでもいいから早く消えるにゃ!」
小さい女の子達の冷たい(?)視線に耐え切れなかった僕は、
もう限界だと走って一気ににこにこ小学校に向かった……
〜 にこにこ小学校・廊下 (日本) 〜
オニーソン 「僕の服は確か多目的ルームに……」
先生2 「ちょっと君、もう学校閉めちゃうから早くお家に帰って」
オニーソン 「」
着替える事すら出来なかった僕はそのまま帰宅する事に…
〜 自宅 (日本) 〜
ひかり&たー 「じゃんけん…ぽん!」
たー 「勝った、勝ったーーーー!」
ひかり 「お兄ちゃまひどいにゃ…僕がグーしか出せないの知ってるくせに…」
いちご 「じゃあ、じゃんけんしちゃ駄目だ…」
オニーソン 「あの…その…この格好はですね…へちま社で…その…」
三人 (じぃ……)
たー 「いつも通りだ」
いちご 「いつも通りだね」
ひかり 「いつも通りにゃ」
たー 「じゃあ次はwiiやる!!」
オニーソン 「あの…たーちゃん、今日はつまみ出してもらえないんですか…こんな変態なのに…」
たー 「甘えるな、いつもたーがつまみ出すなんて思うなよ」
オニーソン 「そうですか…じゃあ、自主的につまみ出される事にします……」
〜 夜の街へ (日本) 〜
自らつまみ出されてみた僕…もうヤケになって酒でも飲もうかと思ったけど僕は小学生…
ゴミ捨て場に投げ置かれていたギターを手に取ってみたら、なんかしっくりくる…
これはもしかして……!?
オニーソン 「みんな聞いて!」
観衆 「「「なーにー?」」」
オニーソン 「次はメインの曲、社員じゃないけどがんばる僕の歌だよ!」
観衆 「「「いえーい!!!!」」」
オニーソン 「僕はしゃいんじゃ〜ないけどぉ〜がんばってぇ〜る〜る〜♪」
観衆 「「「る〜る〜♪」」」
いつしか僕はこの街で有名なストリートミュージシャンさ。
世界を旅しなくても、歌で宣伝できるって事だよ。
僕は目指す、次は歌で世界一になってやる…!!
〜完?〜