MR.BROTHER
少女 「や、やめてっ…こないで…!」
少女 「もう苗字が嫌だって言わないから! お兄ちゃんのこと悪く言わないから許してっ!!」
少年 「・・・・・・・・・・・・・。」
少年 「許さないっ…許さないぞぉっ!!!」
少女 「きゃああぁぁぁっ!!!!」
『とぅ、とぅ、とぅ、とぅ、とぅー、とぅ、とぅ、とぅ、とぅ、るるるー♪』
刑事 「こちらアニーソン、被害者は首を強く絞められた事により窒息死した模様」
アニーソン 「凶器と見られるものは発見されていない、殺害されてからそんなに時間は経ってないようだ…」
アニーソン 「…何だって!? 犯人が近くの公園で発見されただと?」
アニーソン 「了解した、こちらもすぐ現場に向かう!」
アニーソン 「ほら歩け! さっさと行くんだ!」
少年 「ふふふ、あんた結構イケメンさんじゃない…これから行くとこもイケメンさんがいっぱいいるの?」
アニーソン 「ふざけるなっ! ごちゃごちゃ言ってないでさっさと乗れ!」
・
・
・
・
オニーソン 「ようこそ、ここは僕オニーソンが担当する脳科学部門だよ」
鈴葉 「鈴葉です、これから助手としてどうぞよろしくお願いします」
オニーソン 「最近は僕の力が必要な凶悪な事件は起きてないからね…まぁ平和な事は良い事だし、しばらくは僕と脳科学についてのレポートを…」
鈴葉 「あっあの…オニーソン先生…これは…」
オニーソン 「これは何という凶悪な事件…!」
アナウンサー 「東京都にこにこ区で殺人事件が起きたようです、犯人は尾床隙 詩音容疑者12歳、被害者は容疑者の妹・歌音さん10歳だそうです…尾床隙というのはおとこずきと読むようですね…訂正します」
アナウンサー 「犯人の尾床隙容疑者はすぐに警察により身柄を確保されたようです…本当に最近はこのような痛ましい事件が多いですね…ぶつぶつ…」
・
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・
詩音 「ねぇ、僕はこれからどうなるの? これから一生を牢獄で過ごすの?」
アニーソン 「当たり前だろっ! 人を殺しといて何言ってるんだ貴様はっ…!」
アニーソン 「言うんだ…どうして大切な家族である妹を殺害したか…さっさと動機を吐くんだ!」
詩音 「ふふ…人を殺したら牢獄に入るんでしょ? その牢獄は男ばっかでしょ、だからだよ」
アニーソン 「ふざけるなっ!!!」
詩音 「刑事さん、暴力はよくないんじゃない? でも僕は刑事さんみたいなイケメンに殴ってもらえるなら喜んでお受けしますけどね」
アニーソン 「くっ…貴様ぁっ…!!」
・
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・
アニーソン 「脳科学先生、出番だぜ!」
オニーソン 「よく来たね、アニーソン…こちらは今日から僕についてくれる助手の…」
鈴葉 「鈴葉です! 刑事さん、これからどうぞよろしくお願い致します」
アニーソン 「ああ、こちらこそよろしく頼むぜ」
オニーソン 「…で、刑事さん…いつものアレは持ってきてくれたかな…?」
アニーソン 「ああ、面倒だけどしっかり持ってこさせてもらいましたよ」
鈴葉 「あの…それは…?」
オニーソン 「ありがとう、早速だけど今回の事件についての情報を教えてもらえるかな?」
アニーソン 「犯人は、尾床隙 詩音…自分の妹を殺しやがった…それでいて動機を聞けば、男だらけの刑務所に行きたかったからだとふざけた事ぬかす…」
鈴葉 「それってただの男好きなんじゃないですか…?」
オニーソン 「それで警察は彼が精神異常なのかどうかはっきりさせたいと…そういう事だね?」
オニーソン 「わかったよ、刑事さん…ここは僕に任せてほしい、科学で犯人の脳を暴いてやるっ!!」
アニーソン 「頼りにしてるよ、先生…こういう事は俺らの担当外だからな…」
鈴葉 「あの…わざわざ調べる事でもないんじゃないですか…男好きな方なんて世の中にたくさんいますし…」
・
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・
・
・
・
アニーソン 「連れてきたぜ、刑事さん…ちゃっちゃとやっちゃってくれ」
オニーソン 「なんだかこうして頼りされちゃうとほんと照れちゃいますね…ははは…」
鈴葉 「何言ってるんですか、先生…脳科学で早く真相を解明して下さい!」
詩音 「あら、またイケメンさん…僕とっても幸せだよ」
オニーソン 「それでは、始めます…!」
オニーソン 「尾床隙さん、ちょっと落ち着かないとは思いますが心を落ち着けて思い出して下さい…」
オニーソン 「自分の妹である歌音さんを殺そうと思った時、あなたはどんな事を思い考えていたか…」
詩音 「そんなのさっきから言ってるじゃない…男ばっかの刑務所入って、これからの人生をウハウハ幸せに生きるって…」
詩音 「もう馬鹿にされたくないの、僕が男好きだって事、誰にも…」
鈴葉 「本当にこんな事を調べて人間がどんな事を考えているかわかるのでしょうか…」
アニーソン 「俺もよ、最初は疑ったもんだぜ…科学なんてな…でもこの先生が次々と難事件を解決するのを見てきてだな…」
オニーソン 「皆さん、そろそろ結果が出そうですよ……こっ、これはっ…!!」
オニーソン 「なんどぅぁこりゅああ!!!???」
鈴葉 「先生…それ何語なんですか…というか、結果は…?」
オニーソン 「見てみたまえ…僕の予想は思いっきりはずれてしまったよ…」
鈴葉 「ええぇぇっ…!!?」
アニーソン 「何だとっ!?」
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少女 「もう苗字が嫌だって言わないから! お兄ちゃんのこと悪く言わないから許してっ!!」
少年 「・・・・・・・・・・・・・。」
少年 「許さないっ…許さないぞぉっ!!!」
少女 「きゃああぁぁぁっ!!!!」
『とぅ、とぅ、とぅ、とぅ、とぅー、とぅ、とぅ、とぅ、とぅ、るるるー♪』
刑事 「こちらアニーソン、被害者は首を強く絞められた事により窒息死した模様」
アニーソン 「凶器と見られるものは発見されていない、殺害されてからそんなに時間は経ってないようだ…」
アニーソン 「…何だって!? 犯人が近くの公園で発見されただと?」
アニーソン 「了解した、こちらもすぐ現場に向かう!」
アニーソン 「ほら歩け! さっさと行くんだ!」
少年 「ふふふ、あんた結構イケメンさんじゃない…これから行くとこもイケメンさんがいっぱいいるの?」
アニーソン 「ふざけるなっ! ごちゃごちゃ言ってないでさっさと乗れ!」
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オニーソン 「ようこそ、ここは僕オニーソンが担当する脳科学部門だよ」
鈴葉 「鈴葉です、これから助手としてどうぞよろしくお願いします」
オニーソン 「最近は僕の力が必要な凶悪な事件は起きてないからね…まぁ平和な事は良い事だし、しばらくは僕と脳科学についてのレポートを…」
鈴葉 「あっあの…オニーソン先生…これは…」
オニーソン 「これは何という凶悪な事件…!」
アナウンサー 「東京都にこにこ区で殺人事件が起きたようです、犯人は尾床隙 詩音容疑者12歳、被害者は容疑者の妹・歌音さん10歳だそうです…尾床隙というのはおとこずきと読むようですね…訂正します」
アナウンサー 「犯人の尾床隙容疑者はすぐに警察により身柄を確保されたようです…本当に最近はこのような痛ましい事件が多いですね…ぶつぶつ…」
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詩音 「ねぇ、僕はこれからどうなるの? これから一生を牢獄で過ごすの?」
アニーソン 「当たり前だろっ! 人を殺しといて何言ってるんだ貴様はっ…!」
アニーソン 「言うんだ…どうして大切な家族である妹を殺害したか…さっさと動機を吐くんだ!」
詩音 「ふふ…人を殺したら牢獄に入るんでしょ? その牢獄は男ばっかでしょ、だからだよ」
アニーソン 「ふざけるなっ!!!」
詩音 「刑事さん、暴力はよくないんじゃない? でも僕は刑事さんみたいなイケメンに殴ってもらえるなら喜んでお受けしますけどね」
アニーソン 「くっ…貴様ぁっ…!!」
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アニーソン 「脳科学先生、出番だぜ!」
オニーソン 「よく来たね、アニーソン…こちらは今日から僕についてくれる助手の…」
鈴葉 「鈴葉です! 刑事さん、これからどうぞよろしくお願い致します」
アニーソン 「ああ、こちらこそよろしく頼むぜ」
オニーソン 「…で、刑事さん…いつものアレは持ってきてくれたかな…?」
アニーソン 「ああ、面倒だけどしっかり持ってこさせてもらいましたよ」
鈴葉 「あの…それは…?」
オニーソン 「ありがとう、早速だけど今回の事件についての情報を教えてもらえるかな?」
アニーソン 「犯人は、尾床隙 詩音…自分の妹を殺しやがった…それでいて動機を聞けば、男だらけの刑務所に行きたかったからだとふざけた事ぬかす…」
鈴葉 「それってただの男好きなんじゃないですか…?」
オニーソン 「それで警察は彼が精神異常なのかどうかはっきりさせたいと…そういう事だね?」
オニーソン 「わかったよ、刑事さん…ここは僕に任せてほしい、科学で犯人の脳を暴いてやるっ!!」
アニーソン 「頼りにしてるよ、先生…こういう事は俺らの担当外だからな…」
鈴葉 「あの…わざわざ調べる事でもないんじゃないですか…男好きな方なんて世の中にたくさんいますし…」
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アニーソン 「連れてきたぜ、刑事さん…ちゃっちゃとやっちゃってくれ」
オニーソン 「なんだかこうして頼りされちゃうとほんと照れちゃいますね…ははは…」
鈴葉 「何言ってるんですか、先生…脳科学で早く真相を解明して下さい!」
詩音 「あら、またイケメンさん…僕とっても幸せだよ」
オニーソン 「それでは、始めます…!」
オニーソン 「尾床隙さん、ちょっと落ち着かないとは思いますが心を落ち着けて思い出して下さい…」
オニーソン 「自分の妹である歌音さんを殺そうと思った時、あなたはどんな事を思い考えていたか…」
詩音 「そんなのさっきから言ってるじゃない…男ばっかの刑務所入って、これからの人生をウハウハ幸せに生きるって…」
詩音 「もう馬鹿にされたくないの、僕が男好きだって事、誰にも…」
鈴葉 「本当にこんな事を調べて人間がどんな事を考えているかわかるのでしょうか…」
アニーソン 「俺もよ、最初は疑ったもんだぜ…科学なんてな…でもこの先生が次々と難事件を解決するのを見てきてだな…」
オニーソン 「皆さん、そろそろ結果が出そうですよ……こっ、これはっ…!!」
オニーソン 「なんどぅぁこりゅああ!!!???」
鈴葉 「先生…それ何語なんですか…というか、結果は…?」
オニーソン 「見てみたまえ…僕の予想は思いっきりはずれてしまったよ…」
鈴葉 「ええぇぇっ…!!?」
アニーソン 「何だとっ!?」
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