MMS 3rdは腕や太もものスペーサーを外せるようになっています。
しかし、MMS 1stは外せるようにはなっていません。
そのため、うちではよく1stでスペーサーが外せるように改造しています。
今回はその工程をご紹介します。

足や胴体などを縮める低身長化カスタムなどと違って、ほとんどスタイルには変化ありません。
なので、役に立つのかはちょっとあやしいですが…
腕や足の抜き差しが多い布服好きな自分達には重要な改造です。

改造には彫刻刀と棒ヤスリを使います。
棒ヤスリは無くてもいいかもしれません。




まずは太もも部分の改造から入ります。
最初は横から中心に向かって、中心の軸まで彫刻刀で切っていきます。
もちろん中心の軸は切らないように、です。




一周終わったら、今度は垂直に切っていきます。
これで大まかな邪魔な部分は取れます。




まっすぐな彫刻刀であらかた段差を取った後、丸い彫刻刀を使うと滑らかにする事ができます。
この調子で、できるだけ段差無く軸をまっすぐにしていきます。




最後に棒ヤスリで整えます。
やらなくても大丈夫ですが、できるだけ段差を無くしておいたほうが綺麗に収まります。




このままだと軸が長いので、まずは彫刻刀で1mmほど切ります。




少し長すぎたので、棒ヤスリで削って少しずつ短くします。




ここまでで太ももは完成です。
構造の関係上、どうしても隙間はできてしまいます。




次に腕部分のスペーサーを外します。
こちらはほとんど削る部分がないので、丸い彫刻刀を最初から垂直に入れて削っていきます。




こちらも軸が長すぎるので、棒ヤスリで削ります。




腕はこれだけで完成です。
彫刻刀で削る部分をしっかりすれば、太ももよりしっかりはまります。




これで完成です。
一応身長も1mmくらいは低くなるので、こだわる方にはオススメです。