星からの使者 一日目
咲 「はーい、今日は新しく転校生がきたので紹介するよー!」
ひなちゃん 「てんこうせーってなにー?」
E-DA3 「転校生とは他の学校からやってきた子という意味ですよ」
らんらん 「ぼくより変態だったら困っちゃうなぁ…」
姫子 「また美人や可愛い子がきちゃったら私……埋もれる」
咲 「プププ学校からやってきた、ホシノ カビちゃんでーす」
カビ 「きゅいいいぃぃーん」
姫子 「あっあの子は…もしや…?」
E-DA3 「どうしたんです、卑弥呼さん?」
姫子 「姫子だっつーの……てか、そうじゃなくて!」
ひなちゃん 「ひみこ、ひみこー!」
姫子 「だからぁ…もう、いいや…とにかく聞いて、やつの事がこの禁断のファイルに載ってるのよ」
ひなちゃん 「ひみこ、ひみこ、ひーみーこー!」
姫子 「天下のダイソソ社が数百年前に作った幻のメカメカ…」
姫子 「その名も、掃除機型MMS ブートサイクロン!」
E-DA3 「幻のメカメカがこんな小学校にやってくるなんてすごいですね」
姫子 「そう…あいつは先の戦争で最終兵器として使われてて、人類が一度滅亡したとかしてないとか…」
姫子 「…って、ええええぇっ!!!!」
カビ 「ぎゅいいいいぃぃーん」
咲 「きゃあぁぁっ!」
らんらん 「ぎゃあーーー! 咲先生が吸い込まれたぁーー!!!」
カビ 「コピった☆」
姫子 「あいつは吸い込んだものの能力まで吸収して自分のものとして使えるの」
E-DA3 「じゃあ…咲先生を吸い込んだってことは…!」
姫子 「みんな、とにかく逃げるわよ!」
ひなちゃん 「にげろにげろー♪」
らんらん 「腰がくだけてうまく歩けない…」
姫子 「吸引力が衰えないただ一人のメカメカ…数百年経った今でもご健在のようね!」
E-DA3 「卑弥呼さん、そんなこと言ってる場合じゃないですよ…すごい速さで追ってきてます」
ひなちゃん 「ひなちゃん、ふわふわ飛ぶのー」
??? 「はーはっはっは!」
??? 「麗しき乙女たちよ! ここは私に任せなさいっ!!」
??? 「とおっ!!」
E-DA3 「また変なのが現れましたよ、卑弥呼さん!?」
姫子 「後ろなんか見ちゃ駄目! 今はとにかく走る走るっ!」
??? 「幻だかなんだか知らないが、そんなポンコツ掃除機など私の手にかかれ……」
カビ 「ぎゅういいいいいぃぃーん」
カビ 「コピってさらにミックス☆」
ひなちゃん 「わぁー! へんたい、いなくなってるー!」
姫子 「今はとにかく逃げるわよ、安全な所へ!!」
校長 「大変じゃー! 大変じゃー!」
理事長 「このままではメカメカ小学校が飲み込まれてしまうぞい!」
校長 「あんなの転入させたの誰なんじゃ!」
理事長 「わしじゃ…」