のんのん　「一口に猫と言っても、たくさんいるにゃ…強い猫、賢い猫、面白い猫、カッコいい猫…」




のんのん　「一体、ぼくはどんな猫なんにゃ…？」




のんのん　「そうにゃ！　わからないないなら、旅に出ればいいにゃ！」

メッサーラ　「おーい、のんのん…おやつのケーキが…」




のんのん　「ママ、ぼく旅に出るにゃ！」

メッサーラ　「のんのん…いきなりどうした…頭でも打ったか…？」




のんのん　「旅をして見つけるにゃ、ぼくがどんな猫かを！」

のんのん　「そして、数々の有名な猫を倒し、King of cat の称号をその手に勝ち取るにゃ…！！」


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メッサーラ　「のんのんが旅か…もうあの子もそんな歳なのか…」




たると　「ママ、のんのんが旅ってどういう事！？」

メッサーラ　「聞いていたのか…たると…？」




メッサーラ　「のんのんの事は今話した通りだ…旅に出たいらしい…」

たると　「嘘…のんのんが旅だなんて…たると、直接聞いてくるっ！」






のんのん　「あの有名な猫たちはとんでもなく強い猛者にゃ…その中でも選りすぐりの最強の猫を…」

たると　「のんのんっ！！」




のんのん　「いっいきなりくるにゃ…今、忙しいにゃ…」

たると　「ママから聞いたよ…旅に出るって本当なの？」




たると　「ねぇ…のんのん、まだ私たち子供だよ？　本当に旅に出るの？」

のんのん　「ぼくが決めた事にゃ、たるとに文句言われる筋合いないにゃ」

メッサーラ　「やめろ、二人とも…！」




のんのん・たると　「「ま、ママ！！」」

メッサーラ　「もう良いじゃないか、たると…旅が危険だという事は、のんのんもよく分かって言っている…」




メッサーラ　「だから、のんのん…ちゃんと、生きて帰ってこい…それなら、旅を許可しよう」

のんのん　「ママ…ありがとうにゃ…」

たると　「ママがそういうなら仕方ないね…のんのん、くれぐれも気をつけて…」



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のんのん　「ママ、たると！　行ってきますにゃ！！」




メッサーラ　「お土産なんていらない…お前さえ無事に帰ってきてくれれば、それでいいのだからな…！」

たると　「本当に気をつけてね…途中でも辛かったら、すぐ帰ってきてもいいんだから！」

のんのん　「じゃあ、また…二人とも元気でにゃ！」





たると　「のんのん…行っちゃったね…」

メッサーラ　「泣くな、たると…のんのんなら、必ず無事に帰ってくる…！」

たると　「うん…」





~　翌日　~



たると　「ぐすっ…ぐすっ…のんのん、大丈夫かなぁ…」

たると　「あれ…のんのん、頑張って書いてたアレ忘れちゃってる…」




たると　「一体、のんのんはどんな事を書いてたんだろう…？」




たると　「これって……まさか…！！？？」



たると　「のんのーーーーんっ！！！！！！」






完…？