婦人の愉しみはその愛を引き裂くのか
昔々、ある所に可愛らしい女の子を集めるのが好きなご婦人がいました。
そのご婦人はある時は仏のように優しく、ある時は地獄の閻魔のように厳しい方でした。
そんなご婦人の所へ、新たな少女の情報が…

ステラ 「あらあら暇ねぇ…こう、情報もないと…」
??? 「ステラ様…!」

ステラ 「あらぁ…そんなに慌てた様子でどうなさったの?」
メッサーラ 「新しい女子の情報が入りました、隣村で一番可愛らしいという…」
ステラ 「まぁ…!」

しふぉん 「かゆいとこ、ここ?」
らんらん 「そうだ、そこをもうちょっと頼む」

らんらん 「あぁ、しふぉんの耳かきはたまらなくいいなぁ!」
しふぉん 「らんらん、そんなに褒めないで…照れるから…」
《バギンッ…!!》

らんらん 「なっ、何の音なんだっ!?」
しふぉん 「何かが割れたような音…なんか…怖い…」

(スタッ…)
しふぉん 「きゃあっ!」
らんらん 「だっ誰なんだ、貴様はっ!?」
メッサーラ 「ステラ様の命により、その娘を貰い受ける!」

しふぉん 「きゃああっ! らんらん、助けてっ!!」
らんらん 「しふぉーんっ!!!」
メッサーラ 「ふふふ…この娘を返して欲しくば、隣村で一番有名な富豪の家を訪ねるがいい…」
らんらん 「ふざけんなっ! とにかく今すぐ、しふぉんを返せーーーーっ!!!」
・
・
・
らんらん 「くっ…」

らんらん 「俺のせいだ…俺がもっと、もっと強ければ…!」

らんらん 「そうかっ! 今すぐ変身して、しふぉんを取り返せばいいっ!」
らんらん 「よし行くぞっ! へーんしんっ!!!」
~ らんらん変身中 ~
・
・
・
・
ステラ 「あなたが隣村一の美人さんね…その言葉は嘘ではないようね…」

しふぉん (……らんらん…助けて…)
ステラ 「ふふふ…さて、可愛いこのお嬢さんとは何をして遊ぼうかしら…?」
しふぉん (…すごい、怖い…らんらん、早く来て…!)
らんらん 「しふぉんを…返せーーーっ!!!」

ステラ 「もう来たの…予想よりはずっと早かったわ、それはそれで私の楽しみが増えるだけですけれど」
らんらん 「おい、ばばあ! 悪趣味はもうやめろっ! さっさと俺のしふぉんを返せっ!!」
しふぉん 「らんらん……カッコいい…!」

ステラ 「そう…あなたは私をそんな風に呼ぶの…ばばあだなんて」
らんらん 「そうだ、くそばばあ、早くしふぉんを返しやがれっ!!」
しふぉん 「らんらん、このおばさん怖いよ…あまり無理しないで…」

メッサーラ 「ステラ様、こちらの方の用意はもう出来ております」
ステラ 「あらぁ…用意がいいのね、とぉっても助かるわ」
しふぉん 「まっ、まさか…!?」

ステラ 「覚悟は出来てますよね…?」
らんらん 「ああっ! どっからでもかかってきやがれ!!」
―― ステラ VS らんらん ――
・
・
・
・
・
・
・
・
・

ステラ 「今日はとても良い日だわ、こんなに可愛らしい娘が二人も手に入るなんて…」
しふぉん 「これからどうなるの、私たち…?」
らんらん 「やめろーーっ! 俺のしふぉんに手を出すなーーーー!!!」
‐完-
そのご婦人はある時は仏のように優しく、ある時は地獄の閻魔のように厳しい方でした。
そんなご婦人の所へ、新たな少女の情報が…

ステラ 「あらあら暇ねぇ…こう、情報もないと…」
??? 「ステラ様…!」

ステラ 「あらぁ…そんなに慌てた様子でどうなさったの?」
メッサーラ 「新しい女子の情報が入りました、隣村で一番可愛らしいという…」
ステラ 「まぁ…!」

しふぉん 「かゆいとこ、ここ?」
らんらん 「そうだ、そこをもうちょっと頼む」

らんらん 「あぁ、しふぉんの耳かきはたまらなくいいなぁ!」
しふぉん 「らんらん、そんなに褒めないで…照れるから…」
《バギンッ…!!》

らんらん 「なっ、何の音なんだっ!?」
しふぉん 「何かが割れたような音…なんか…怖い…」

(スタッ…)
しふぉん 「きゃあっ!」
らんらん 「だっ誰なんだ、貴様はっ!?」
メッサーラ 「ステラ様の命により、その娘を貰い受ける!」

しふぉん 「きゃああっ! らんらん、助けてっ!!」
らんらん 「しふぉーんっ!!!」
メッサーラ 「ふふふ…この娘を返して欲しくば、隣村で一番有名な富豪の家を訪ねるがいい…」
らんらん 「ふざけんなっ! とにかく今すぐ、しふぉんを返せーーーーっ!!!」
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らんらん 「くっ…」

らんらん 「俺のせいだ…俺がもっと、もっと強ければ…!」

らんらん 「そうかっ! 今すぐ変身して、しふぉんを取り返せばいいっ!」
らんらん 「よし行くぞっ! へーんしんっ!!!」
~ らんらん変身中 ~
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ステラ 「あなたが隣村一の美人さんね…その言葉は嘘ではないようね…」

しふぉん (……らんらん…助けて…)
ステラ 「ふふふ…さて、可愛いこのお嬢さんとは何をして遊ぼうかしら…?」
しふぉん (…すごい、怖い…らんらん、早く来て…!)
らんらん 「しふぉんを…返せーーーっ!!!」

ステラ 「もう来たの…予想よりはずっと早かったわ、それはそれで私の楽しみが増えるだけですけれど」
らんらん 「おい、ばばあ! 悪趣味はもうやめろっ! さっさと俺のしふぉんを返せっ!!」
しふぉん 「らんらん……カッコいい…!」

ステラ 「そう…あなたは私をそんな風に呼ぶの…ばばあだなんて」
らんらん 「そうだ、くそばばあ、早くしふぉんを返しやがれっ!!」
しふぉん 「らんらん、このおばさん怖いよ…あまり無理しないで…」

メッサーラ 「ステラ様、こちらの方の用意はもう出来ております」
ステラ 「あらぁ…用意がいいのね、とぉっても助かるわ」
しふぉん 「まっ、まさか…!?」

ステラ 「覚悟は出来てますよね…?」
らんらん 「ああっ! どっからでもかかってきやがれ!!」
―― ステラ VS らんらん ――
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ステラ 「今日はとても良い日だわ、こんなに可愛らしい娘が二人も手に入るなんて…」
しふぉん 「これからどうなるの、私たち…?」
らんらん 「やめろーーっ! 俺のしふぉんに手を出すなーーーー!!!」
‐完-